きれいなネイルのための食事

ネイルアートを楽しむためにはまず爪が健康である必要があります。

爪を健康にするためには内面からネイルケアすることが大事で、それには栄養バランスのとれた食生活が基本となります。

爪は皮膚が角質化したものですので、基本的には皮膚によい栄養素を取ることが爪にもよいということになります。

爪の主成分はタンパク質の一種であるケラチンです。通常の皮膚は軟ケラチンでできていますが、爪は硬ケラチンや炭素、窒素などでできています。

よって、まずはたんぱく質が不足すると爪に良くないということになります。たんぱく質は肉類や魚、卵、大豆などに含まれます。卵はコレステロールが多いので肉や魚、大豆をとると良いでしょう。

その他、ビタミンとミネラルも爪の健康状態に影響します。

ビタミンB1はレバーや豚肉、豆類など。
ビタミンB2はレバー、大豆、乳製品など。
ビタミンB6はレバー、肉類、魚類、バナナなど
ビタミンB12は貝類や・レバー、豚、鶏肉、魚類など
葉酸は、レバー、豆類、緑黄色野菜など

爪がもろくなって二枚爪などになっている場合は上記のようなビタミン類を摂取することが大事です。レバーは嫌いな方は多いかもしれませんが爪には非常によい食材です。

また、ビタミンEは豆類やグレープフルーツに多く含まれ、抗酸化作用によりアンチエイジング効果があり、爪の黄ばみだけでなく肌の老化をも抑えます。

爪が反り返っている人は鉄分不足かもしれません。レバーや赤身の肉、大豆や海藻類に多くふくまれます。

爪のささくれがひどい場合には、たんぱく質やビタミンＣを取るのが効果的です。

ビタミンＣはイチゴやみかん等果物に多く含まれます。

ビタミン類の不足を補うのには、やはりサプリメントが便利です。食事から摂取することが基本ですが、ビタミン類は種類が多いですし、多くの野菜や豆類をとらないと摂取ができないので現代の忙しい生活のなかでは完全にバランス良く食事だけからビタミン類をとることは難しくなっていますので、自分の普段の食生活を考えて足りないビタミン類を補う目的でサプリメントを使用するのがよいでしょう。