ネイルアート/ネイル知識/ネイルの歴史

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ネイルアートの歴史

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ネイルアートはみなさんご存知の通り、手や足の爪にマニキュアなどで装飾するというものです。

 

ネイルアートの歴史は、紀元前の古代エジプト文明で既にネイルアートの文化があったといわれており、植物の染料が使われ、地位の高い人ほど濃い色でネイルを着色していたと伝えられています。

 

現代のような装飾という形態のネイルアートは18世紀ヨーロッパで広まったとされており、中国では唐の時代にあの楊貴妃がネイルアートをしていたそうです。

 

日本にネイルアートの文化が広まったのは平安時代といわれており、ベニバナやホウセンカの花の汁を使って爪を装飾していたようです。また、江戸時代には遊女がネイルアートを行っていたことが知られています。

 

現在のネイルアートで使われるマニキュアは19世紀にアメリカでラッカーという自動車の塗料が発明され、その塗料作成技術を応用してマニキュアが発明されるという歴史があります。

 

ネイルアートのプロをネイリストと言いますがこれは和製英語で、英語では「マニキュアリスト(manicurist)」とか「ネイルアーティスト(nail artist)」いいます。だたし、ネイリストという和製英語は韓国などアジア圏でもよく使われています。

 

ネイルケア(nailcare)という単語も和製英語で、日本でいうネイルケアは英語ではマニキュア(manicure)(爪のお手入れの意)と言います。

 

マニキュアというのは日本ではネイルカラーの塗料のことをいいますが、本当は広義のネイルケアのことを指しています。日本でいうマニキュアと呼んでいるものは本来は「ネイルカラー」とか「ネイルポリッシュ」、「ネイルラッカー」などと呼びます。